相談員として、本人とご家族に寄り添いたい
介護保険では、ケアマネジャーが必ず付き、暮らしの相談に乗ってくれます。しかし、障害のあるお子さんや障害のある方には、まだそうした支えや支援は十分に届いていません。そのことを、いつも心苦しく思っています。
神戸市では相談員の数が少なく、セルフプランで福祉サービスを利用されている方がたくさんいらっしゃいます。ご家族が手続きや調整の一手を担うことになり、負担はとても大きくなります。そして何より、ご本人の「やってみたい」「こんなふうに過ごしたい」という思いが、なかなか形になりにくいのです。相談できる人がいないまま、ご本人もご家族も、悩みを抱え込んでしまうことも少なくありません。
私たちは、ご本人のお話にじっくり耳を傾け、好きなこと、得意なこと、苦手なことも含めて、その方らしい毎日を一緒に考えていきたいと思っています。そして、そばで支えるご家族の気持ちにも、そっと寄り添える存在でありたいと願っています。
私たちは、一人ひとりとのご縁を大切にしながら、ご本人の笑顔や、ご家族の「相談してよかった」という言葉が、私たちの何よりの励みです。
国や市町村には、ご本人とご家族が安心して暮らせるよう、相談支援の充実にもっと力を注いでいただきたいと、常日頃から願っています。